「AdiOS」で自分のiPhoneのアドレスブック(連絡先)にアクセスしているiOSアプリを検索してみた

最近かなり話題になっている iOS のアドレスブックにアクセスして無断送信している iOS アプリの話。

このページで「AdiOS」という Mac のアプリケーションでアドレスブックにアクセスしているiOSアプリを検索できることを知ったので、早速試してみました。

自分の使っている iOS アプリケーションが少ないこともあるのですが、それでもそれなりの数がリストされたのでメモしておきます。

  「AdiOS」のダウンロードと使い方

「AdiOS」は以下のページから入手できます。

ページ中程の「download AdiOS」というリンクから「AdiOS.app.zip」をダウンロード。

ダウンロードした「AdiOS.app.zip」ダブルクリックすれば「AdiOS」が展開されます。

展開された「AdiOS」をダブルクリックすればアプリケーションが起動し、少し待つと画面にアドレスブックにアクセスしている iOS アプリがリストされます。

  「AdiOS」の仕組み

「AdiOS」は Mac に保存されている iOS アプリのバイナリを検索して、「ABAddressBookCopyArrayOfAllPeople」という「アドレスブックの全ての人の情報を得ることができる API」を使用しているかどうかを確認しています。

  見つかった iOS アプリケーション

今回、私の環境で見つかった iOS アプリケーションは 43個でした。
全部で 265種類のアプリケーションがある中で 43個ですので約 16%です。
無償のアプリケーションが多いので、そう言った情報収集をしているアプリケーションの数も多いのかもしれません。

でも、ここにリストされたからと言って、無断でアドレスブックをどこかへ送信しているわけではありません。
何か機能的に必要に迫られてアクセスしているの可能性もあります。
また、アプリケーション使用開始時にしっかり確認を行って収集していたのかもしれません。(アプリケーション使用開始時の規約はしっかり読まないとダメですね!)

ただし、機能的に必要ではないだろうし、使用開始時に確認もされていない場合は…怪しいかもしれません。

  最後に

これだけの量のアプリケーションがアドレスブックにアクセスしているのには驚きました。

UDID は自分自身の情報だからまだ良いかもしれませんが、アドレスブックだと人の情報まで漏らしてしまうことになるので怖いですね。

Appleが対策を施した後には、アプリケーション使用開始時の規約にしっかり記述がされると思うので、アプリケーションを使用する際の規約等もしっかり読んで、余計な情報は漏らさないように意識するようにしましょう!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)