外出時に iPhone 4 のバッテリーがちょっと危なくなる事があるので充電器が欲しいな〜と思っていたところ、「ソーラー充電器」というものを見つけた。
充電器のバッテリーに蓄電するのに USB 経由と太陽光の両方でできるという優れもの。早速「グリーンハウス ソーラー充電器 GH-SC2000-8AK
」を購入して使ってみたのでご紹介。
以下、簡単な仕様(赤くした所が重要な箇所)。
- バッテリ:リチウムポリマー
- バッテリ容量:2000mAh
- バッテリ寿命:約300回
- ソーラーパネル形式:単結晶シリコン
- 最大入力:DC5V/500mA
- 最大出力:DC5V/400mA
- 蓄電時間:太陽光/晴天下で約15時間 (理論値)
- AC/USB 約5.5時間 (弊社測定値)
- 充電時間:携帯電話(バッテリ容量700mAh):約110分(満充電)
- iPhone 3G:約180分(満充電) ※iPhoneは電池残量が20%程度からの充電時です。
- 外形寸法:W70×D110×H16(mm) *突起部含まず
- 重量:約90g
まず「バッテリ容量」
iPhone 4 のバッテリ容量が約1500mAh なので、2000mAh のこの充電器だと1回フル充電ができてちょっと余るって感じ。自分は外出先で1回フル充電ができれば十分なので、バッテリ容量的には問題なし。
次に「外形寸法と重量」
外出先で使うことになるので、持ち運びが辛くないサイズと重さじゃないと困る。この充電器ならサイズは iPhone 4 を1回り大きくした感じ。
で、重量は90g と iPhone 4 の 137g と比べると3分の2の重さ。持ってみると一回り大きい iPhone 4 と比べるからか凄く軽く感じる! これならば持ち運びも全然苦にならない。
付属品は以下の通り
- [蓄電用]専用ACアダプタ、専用USBケーブル
- [充電用]専用充電ケーブル、専用コネクタ(docomo・SoftBank 3G/au/iPod Dockコネクタ/PSP/3DS・DSi・DSi LL/DS Lite/USB Micro-B/USB miniB 5pin)
- ポーチ、取扱説明書/6ヶ月間保証書
専用コネクタの数にビックリ! そんなに種類があったらどれがどれだかわからなくなるな…と思ったけど、自分で使うのは iPhone、PSP、DS の3つだけなので問題はなさそうだ。
それと、ポーチが思いのほか良い感じの素材。これなら本体も傷つかないだろうし、鞄の中でも安心。
まずは蓄電時間だけど、仕様だと USB での蓄電なら約5.5時間。で、自分でコンセントから付属の ACアダプタ経由で USB蓄電した時も大体そんなものだった。この辺りは仕様通り。
この状態で残りバッテリーが 20%の表示が出た iPhone 4 をフル充電できた。この時の時間は約4時間。目を離さず監視していた訳ではないので、もう少し早く終わったであろうことを考えると、仕様通りと言っても良いかもしれない。
そして太陽光での充電時間だけど、仕様だと約15時間(理論値)だそうだ。そこで「充電インジケータ」がオフになるまで放電?して、そこから太陽光だけで約4時間の充電を2日間してみた。それなりに晴れている午後に窓際に置いておいただけなので、ちょっと条件としては悪いかもしれない。
それで iPhone 3G の全くの残量なしから約半分まで充電できた。思いのほか充電できるものだな〜と思ったけど、蓄電にかかる時間を考えれば外出時の太陽光による充電はそんなに期待しちゃダメかな。
グリーンハウス ソーラー充電器 GH-SC2000-8AK には他にも LED ライトの機能がある。
説明書に「簡易照明として使用できます。」とあるように、3つの白色 LED で懐中電灯の様に使える。ボタンを押したままにしないと LED が点かないので、置きっぱなしにして照明とすることは難しいけど、停電時にちょっと足下を明るくする等の用途には十分だ。
今回は「グリーンハウス ソーラー充電器 2000mAh GH-SC2000-8AK」を購入したけれども、他にも幾つかの候補があった。
また後日調べる事があるかもしれないのでメモしておく。
- Green Agent mobile solar L ホワイト MS101-WH
Green Agent社のソーラー充電器。
容量が 3500mAh と大容量! ただしお値段も容量分以上に高くなってしまいます…。
太陽光での蓄電についてはレビューなんかを読む限りはそんなに性能差はないみたいだったので、結局はお値段とメーカーの知名度でこちらは購入見送りとなりました。
- パワーフィルム「USB + AA SOLAR CHARGER」(ソーラー・チャージャー)
PowerFilm社のソーラー充電器。
とにかく太陽光で電気を溜めたい!という用途には最適。「快晴時の太陽光で単三型充電池(NiMHまたはNiCd)2本を約5時間でフル充電。」とのこと。
ただ、蓄電時にはソーラーパネル5枚を広げなくちゃいけないのがちょっと辛い。けど、充電時にはソーラーパネルを折り畳めるので他の充電器と変わらないサイズになる。
蓄電時にバックパックにくっ付けて使う為のクリップが付いていたりするのだけど、レビューを見るとそんなに丈夫には作られていないらしい。バイクでツーリング中に蓄電とかは無理っぽい。
そしてお値段が GH-SC2000-8AK の3倍以上!
というわけで、蓄電効率の良さで非常に気になったのですが、こちらも今回は購入見送りとなりました。
- SANYO eneloop USB出力付ハンディ電源(単3形2個セット) KBC-D1BS
言わずと知れた SANYO eneloop のハンディ電源。
なんと言っても小型! 家で充電した単3電池を何本か持って行けば OK!
でも、太陽光での蓄電はできません。
というわけで、これは最初から候補には入っていなかったのだけど、このサイズは捨て難いな〜と。