我が家の MacBook Air は初代のものなのだけど、さっき何をしても「起動時にくるくる回るアイコンが表示されてしばらくすると勝手に再起動する」という状況になってしまった。
良い機会なので MacOS X 10.7 Lion にしようと思ったのだけど、わざわざ Snow Leopard をインストールしてからアップデートするのは面倒なので、MacOS X 10.7 Lion のインストール DVD を作ってインストールをしてみた。
今回はユーティリティを使って作ったので、とても簡単にインストール DVD が作れたよ!
今回 MacOS X 10.7 Lion のインストール DVD を作るのに使ったユーティリティは、そのまんまの名前の Lion DiskMaker。このページからダウンロードできる。
2011/08/29 時点でバージョンは 1.6.2 だった。
以下、実際にインストール DVD を作る手順。
- Lion のインストールファイルがアプリケーションフォルダにあるか確認
MacOS X 10.7 Lion を AppStore で購入すると、アプリケーションフォルダに「Mac OS X Lion インストール」ファイルができる。これがアプリケーションフォルダにそのままあれば OK。なければ「Mac OS X Lion インストール」をアプリケーションフォルダへ移動もしくはコピーする。
- Lion DiskMaker をダウンロードして展開
このページから Lion DiskMaker をダウンロードして展開する。
- Lion DiskMaker を起動
展開したフォルダの中にある「Lion DiskMaker」をダブルクリックして起動すると、以下のようなダイアログが表示されるので「Burn a DVD」をクリックする。
アプリケーションフォルダに「Mac OS X Lion インストール」ファイルが見つからない場合は以下の様なダイアログが表示される。
この場合は「Select an Install file」をクリックして「Mac OS X Lion インストール」を選択する。
- 「Burn」ボタンをクリックする
以下のようなダイアログが表示されるので「Burn」ボタンをクリックする。
- 空いている DVD ディスクを Mac の DVD ドライブに入れる
このタイミングで空き DVD ディスクを Mac の DVD ドライブに入れます。
ただし、DVD ディスクを入れても特に何も表示されません。もちろんプログレスバーなんかも表示されません。そもそも Lion DsikMaker のウィンドウがありません。
ディスクのコクコク言う音を聞きながらひたすら焼き上がるのを待ちます。
(iMac(Mid 2010) Core i3 3.2GHz で焼いたら、約 20分かかりました。)
- 焼き上がったら「Quit」をクリック
焼き上がったら DVD ディスクが自動的に排出され、画面には以下の様なダイアログが表示されます。
「Quit」をクリックして Lion DiskMaker を終了します。
「Make a donation」をクリックしてドネーションをすることもできます。
- MacBook Air に繋いだ DVDドライブに Lion インストール DVDを入れて C キーを押しながら起動
起動にかなり時間がかかりますが、以下の様な画面になります。
- 「MacOS X を再インストール」を選んで「続ける」をクリック
これで MacOS X 10.7 Lion のインストールが始まります。
Lion インストール DVD の作成からインストール開始までの手順は以上です。
今回の様にいきなり Mac が起動しなくなってしまった場合、今までは MacOS のインストールディスクがありました。
しかし、MacOS X 10.7 Lion ではインストール DVD がありません。
色々と復旧する方法はあるようですが、やはりインストール DVD があると安心できます。
Snow Leopard を入れてから Lion をダウンロードして…というのも面倒ですし。
なんだかんだで手元に1枚インストール DVD があれば、何かの時に役に立つでしょう。
いざという時の為に、予め作っておいてみてはいかがでしょうか?
また、Lion をインストールしたらすぐにアンチウイルスソフトのインストールも行っておいた方が良いかもしれません。